認知症の早期発見は、公衆衛生にとって意味があるのでしょうか。

認知症の早期発見は、公衆衛生にとって意味があるのでしょうか。

【★☆☆(入門)】皆様から頂いた質問にお答えします!詳しくは▶https://syuichiao.medy.jp/p/5802af29-df36-47de-ab7a-a1321cb5856a

2024/5/20

目次
     Medical Writing Worksでは、ご利用者さまからの質問を募集中です!募集する質問や疑問のカテゴリーは以下の3つです。
    1. 医薬品やサプリメント、健康に良いとされるものの効果や安全性に関する疑問・質問
    2. 医学論文の読み方・活用の仕方、医療情報の検索に関する疑問・質問
    3. 文章の書き方や、おすすめの書籍などに関する疑問・質問
     その他のご質問も適宜、回答させていただいております。疑問・質問の投稿は、medyの質問機能を使って募集します。以下のリンクをクリックして、ご投稿いただけましたら幸いです。
     早速ご質問を頂きましたので回答させていただきます。今回は、疾病の早期発見に関する疑問です。
    認知症の早期発見は、公衆衛生上、意味があるのでしょうか。
     ご質問をありがとうございました。認知症の早期発見や、認知症の予防に関するテーマは、過去の記事でも取り上げてきました。
    【参考】認知症の早期発見・早期対応は本当に人の生活を豊かにするものなのか?
    【参考】認知症を予防する方法はありますか?
    上記の記事を要約すると、概ね以下のように整理できます。
    ❶軽度認知機能障害という状態が、早期発見・早期対応を推奨する強い根拠とはなり得ない ❷認知機能の障害を患っていても自覚していない人が多い ❸認知症の検査を受けたくないと考えている人も存在する ❹健康寿命の延伸は、認知症の発症を避けることが難しくなることを意味する ❺認知症を予防できる介入があった場合、その費用対効果は必ずしも悪くない ❻ただし、認知症の発症をコントロールすることは、死をコントロールする試みに近い ❼予防介入には少なからず生活に対する心理的な負担が付きまとう
     今回の記事では、アルツハイマー型認知症の早期発見がもたらす影響を、患者個別の視点から分析しつつ、公衆衛生上の意義について整理したいと思います。

    認知症のスクリーニングに対する価値認識

    匿名で質問やリクエストを送る

    ※登録・ログインなしで利用できます

    記事をサポートする

    記事をサポートする

    感謝・応援の気持ちのチップを送ることができます。 Medical Writing Worksの継続運営を支えましょう。

    ※登録・ログインなしで利用できます

    メールアドレスだけでかんたん登録

    • 新着記事を受け取り見逃さない
    • 記事内容をそのままメールで読める
    • メール登録すると会員向け記事の閲覧も可能
    あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?