インパクトファクターは時代遅れの指標?インパクトファクターとの付き合い方を考える

インパクトファクターは時代遅れの指標?インパクトファクターとの付き合い方を考える

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2024/6/7

目次
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     早速ご質問を頂きましたので回答させていただきます。今回は、論文の活用や検索に関する疑問です。
    インパクトファクターとの付き合い方について教えてください。
     インパクトファクターについては、過去の記事で個人的な見解をまとめさせていただきました。インパクトファクターの計算方法などについても解説していますので、併せてご参照いただければと思います。

    【参考】論文を読む際に掲載誌のインパクトファクターを意識することありますか?

     なお、Google Chromeの拡張機能である「Pubmed Impact Factor」を実装すると、PubMedの論文抄録にインパクトファクターを表示させることが可能となります。
     上記URLからPubmed Impact Factorインストールし、Pubmedで論文抄録を表示させると、【図1】のように論文サイテーションの横に(IF:〇〇: Q●)と表示されます。
     Qとは、同じ分野の雑誌におけるランキングを四分位(Quartile)で表しています。Q1の場合、その分野で上位25%以内にランク付けされていることを意味しています。ただし、この機能はあくまでもchromeの拡張機能であり、Google chrome以外のインターネットブラウザでは閲覧できません。
    【図1】Pubmed Impact Factorを実装したchromeでPubMed抄録を表示させると……
     今回の記事では、インパクトファクターとの付き合い方について、関連情報をアップデートしながら、同数値との距離感を整理してみたいと思います。また、参考情報として、インパクトファクターに代わる指標、Altmetricsをご紹介します。

    インパクトファクターの設計思想と役割

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