2024年8月21日、第一三共株式会社は経鼻弱毒生インフルエンザワクチンのフルミスト🄬点鼻液を、9月26日に発売すると発表しました(第一三共.2024.08.21)。ただし、9月20日付の同社案内によれば、フルミスト🄬点鼻液の発売予定日が延期されたとのことで、そ詳細は本記事の執筆時点で明らかにされていません(第一三共.2024.9.20)。
発売予定のフルミスト点鼻液は、3価の弱毒生インフルエンザワクチンであり、2024年8月13日付で製造販売承認事項一部変更承認を取得しました。製造株は、A/ノルウェー/31694/2022(H1N1)、A/タイ/8/2022(H3N2)、B/オーストリア/1359417/2021(ビクトリア系統)です。同製品の有効期限は15週と短く、10本包装の希望入荷価格は50,000円と、やや高額です。
今回の記事では、2024/25シーズンに登場するであろう、経鼻弱毒生インフルエンザワクチン、フルミスト🄬点鼻液の有効性や安全性についてレビューしたいと思います。