紅麹サプリメントに関連した健康被害と、機能性表示食品の安全性を再考する

紅麹サプリメントに関連した健康被害と、機能性表示食品の安全性を再考する

市販薬(OTC医薬品)を語るためのエビデンスとロジック

2024/7/21

目次
    2024年7月4日付のメディア記事では、紅麹成分を配合したサプリメントに関する健康被害に関して、因果関係を調査している死亡者が81人となったと報じられていました読売新聞電子版.2024.7.4。  紅麹を原料とするサプリメント(以下、紅麹サプリメント)と関連した健康被害は、2024年3月に報告がなされて以来、6月末時点で関連の疑われる死亡者数が76人となりました。今月に入り、さらに5人増加する等、被害の拡大が続いています。 機能性表示食品は、ドラックストアに勤務する登録販売者にとっても身近な商品アイテムだと思います。また、紅麹サプリメントに関連した健康被害は、機能性表示食品の安全性を熟考する上でも、重要なテーマだといえるでしょう。  今回の記事では、紅麹を原料とするサプリメント(以下、紅麹サプリメント)と健康被害の関連性について、最新の研究報告を整理します。  また、機能性表示食品の安全性に関する基本的なロジックを整理したいと思います。OTC医薬品に関する記事ではありませんが、ぜひお役立ていただけましたら幸いです。

    これまでに把握された健康被害の状況と、原因物質の探求

    匿名で質問やリクエストを送る

    ※登録・ログインなしで利用できます

    記事をサポートする

    記事をサポートする

    感謝・応援の気持ちのチップを送ることができます。 Medical Writing Worksの継続運営を支えましょう。

    ※登録・ログインなしで利用できます

    メールアドレスだけでかんたん登録

    • 新着記事を受け取り見逃さない
    • 記事内容をそのままメールで読める
    • メール登録すると会員向け記事の閲覧も可能
    あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?