病気の早期発見することの弊害:神経芽細胞腫のマススクリーニングを例に

病気の早期発見することの弊害:神経芽細胞腫のマススクリーニングを例に

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2024/8/14

目次
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     早速ご質問を頂きましたので回答させていただきます。今回は、病気の早期発見や早期治療に関する疑問です。
    以前、認知症の早期発見に関するテーマを取り上げていたと思います。そもそも、早期発見・早期治療にエビデンスがある領域ってどれなんでしょう?また、逆に早期発見することのデメリットがある領域はありますでしょうか(医療費増大や現場がひっ迫するといったデメリットも含めて)。
     ご質問をありがとうございました。認知症については以前の記事で解説いたしました。ご参考になりましたら幸いです。
    【参考】認知症の早期発見は、公衆衛生にとって意味があるのでしょうか。
    【参考】認知症の早期発見・早期対応は本当に人の生活を豊かにするものなのか?
     また、糖尿病などの慢性疾患においては、早期治療によって得られる健康上のメリットをレガシー効果(Legacy effect)などと呼ぶこともあります。レガシー効果の実在についても、過去の記事でご紹介しているので、合わせて参照いただけましたら幸いです。
    【参考】疾病早期の集中的な管理治療が、生涯わたって健康リスクを低下させる?
     今回の記事では、神経芽細胞腫のマススクリーニングを例に、疾病に対するスクリーニング(早期発見)の是非を考察してみたいと思います。

    日本における神経芽細胞腫のマススクリーニング

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